
本日、映画館で鑑賞。
とかく小説からの映画化や、オリジナル作品のリメイクだと厳しい批判に晒されやすい。
それが黒澤明作品のリメイクならば尚更のこと。
でも、この作品にはそんな余地はない。
それは、この作品がまったく新しい作品に生まれ変わっているからだ。
オリジナルと同じなのは、「姫の救出劇」という設定だけ。
あとはまったくの別物。
とにかくニヤリとさせられるのが、「スター・ウォーズ」へのオマージュがいたるところに出てくること。
黒澤明版「隠し砦の三悪人」がもととなって、「スター・ウォーズ」のロボット、C3-POとR2-D2が生まれたので、この作品はいわば逆リスペクト。
それは、
・「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」に登場する建設中のデス・スターのような要塞(砦)が登場すること。
・場面を切り替える際の画面の演出が「スター・ウォーズ」そのまま。
・椎名拮平がダース・ベイダーになっていること。
・流れる曲が「スター・ウォーズ レイア姫のテーマ」に似ていること。
・違う場所で同時進行するシーンとその切り替えも「スター・ウォーズ」そのまま。
という設定やシーンでわかる。
「スター・ウォーズ ファン」はこれに呆れかえるか、面白いと思うかは本人次第だろう。
70年代に公開された「スター・ウォーズ エピソード4 NEW HOPE」を幼少期に映画館で観賞して以来、スター・ウォーズ・サーガの虜になった自分としては充分楽しめた。
スピード感、エキサイティングな演出の数々。
楽しめる娯楽作品に仕上がった。
去年「どろろ」という作品を観賞したが、「どろろ」の評価が1であるとすれば、本作品の評価は7。
それくらい雲泥の差がある。
ケチをつけるところはいくつかあることはあるのだが、そんなのはこの際、目をつむってもいい。
それくらいの仕上がり。
やればできるじゃん、日本映画。
■主題歌「裏切り御免」
■黒澤明版「隠し砦の三悪人」
東宝 (2003-03-21)
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名作ではなく、傑作!タグ:映画
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