掲載している記事、イラスト、画像など、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。
Copyright (C) レビュログ☆リターンズ All rights reserved.  ゆっくりしていってね!!!(免責事項)



2008年01月28日

北海道の観光産業、自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流

HOME社会 > この記事



北海道の観光産業は、「自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流」と言われている。

Google検索結果

検索結果をみると、道内在住者とみられる人の意見もある。

これは、数年前の北海道財務局長の発言。

函館新聞(6月5日付)

残念だが、これは事実だと思う。

私は九州在住でありながら、現在までに延べ日数にして北海道内に3か月程滞在し、現在も年間2〜3回、年間10日間程滞在しているが、悲しいかな、こうした評価は事実であると言わざるを得ない。15年くらい前から北海道へ渡道をしているが、この状況は現在でも変わっていない。

そう感じる確率は観光スポット、宿泊、レストラン、土産店、道の駅に併設された商店などの施設利用5回に対して1回。
個人的な回数ではあるが、これは酷い状況だと思う。

豊富な自然環境と食材などの素材の良さにあぐらをかいて、接客などのサービスは全くダメというのがその評価の主なポイントである。

北海道庁も観光ホスピタリティについて、この件を認識している。

北海道庁 北海道観光ホスピタリティ−観光から見たホスピタリティとは…?


具体的な内容の列挙はここでは避けるが、地域的に言うと人口の少ない地域、観光資源の豊かな地域で「サービス四流、関係者の意識は五流」と感じることは多い。しかし、道内最大の都市である札幌も例外ではない。

北海道以外の内地、本州でも九州でも日本全国どこでも劣悪なサービス品質に遭遇することはあるが、北海道は特に酷いと感じる。
それは内地の都道府県5県分にも相当する土地の広さとは無関係である。
土地が広い分、そうした事態に遭遇する機会が多いと言っているのではない。



政府は今年10月に観光庁を発足させるが、これは外国人観光客の誘致策が重点内容だ。

読売新聞社説 観光庁 器より振興策の中身が問われる


近年、北海道へ訪れる日本人観光客は減少している。
代わりに増加傾向にあるのは、アジア各国やオーストラリアなどの外国人である。これは諸外国への誘致策が功を奏しているのが要因だ。

内地から北海道へ行く日本人観光客が減少している理由は、「サービス四流」といった評価とリンクしないとは言い切れないのではないだろうか。つまり、「北海道とはこんなものなのか」と良い印象を持たずにリピーターとして定着していないのである。

以前、福岡から道内への航空便は釧路、函館、新千歳行きが就航していたが、現在は新千歳行きが就航しているのみである。さらに去年からはオフシーズンの就航本数は減便となっている。減便となった状態でさえ、座席はガラ空きのことも多い。
東京−新千歳はビジネス客が多いので就航本数は現在でも多いが、九州・福岡から北海道への航空便の利用客はほとんどが観光目的である。つまり、福岡−北海道間の観光客の移動は減少しているのである。

政府は少子高齢化で日本人観光客の増加を見込んでいないのかも知れないが、これから増加していく外国人観光客が、日本人観光客が北海道の観光に関して抱いている感情「自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流」を持つことになりはしないかと心配ではある。

今年、洞爺湖サミットがウィンザー洞爺で開催されるが、これを機に北海道観光産業の意識が変わるとも思えない。


適切な言葉をネット上に見つけたのでここで引用する。
七つの驚き in 北海道
サービスとは何か、サービス産業は何に対してお金をいただいているのか、知らない者同士がお互いに気持ちよく暮らしていくためにはどうするのか等を考えたことがないのではないか。


すべての観光産業がリッツ・カールトンホテルのようなレベルのホスピタリティを持てとは言わないが、この先これからも改善がなされないのであれば、北海道の観光産業は衰退していくだろう。


まとめると、
・北海道の観光産業は「自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流」
・必ずしも内地の観光客は北海道に憧れだけを抱いているのではない。
・観光客は必ずしも北海道観光産業のサービス品質に満足しているわけではない。
・サービスとは何かという点から考えて意識改革をして行動に移さなければ、北海道の観光産業は確実に衰退する。


これは観光産業だけではなく、一般企業、個人にも言える。
それは雪印乳業とか、ミートホープとか、石屋製菓の偽装事件を見てもわかるとおり。先日も個人的にそんな場面に遭遇することがあったばかりだ。


■続編:さっぽろオータムフェストで考えた


リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間
高野 登
かんき出版 (2005/09/06)
売り上げランキング: 460
おすすめ度の平均: 4.5
5 これぞ、ホスピタリティ!
5 エリート層こそこの本を読んでほしい
5 いかに感動を提供できるかがプロの仕事









ブックマークに登録 >> ブックマークに追加する
posted by しん at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 はてなブックマーク - 北海道の観光産業、自然は一流、施設は二流、料理は三流、サービス四流、関係者の意識は五流
"応援ポチッ"などの意味のないコメント、宣伝、SEO目的と類推されるコメントは削除します。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。