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2007年11月08日

ING New York City Marathon 2007 Report

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ニューヨークシティマラソン フラッグ

2007年11月4日に開催された、"ING New York City Marathon"に出場してきました。

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■コースレコード
コース:スタテン島〜ブリックリン〜クイーンズ〜マンハッタン〜
    ハーレム〜マンハッタン(セントラルパーク)までの42.195km(26.2mile)

男子1位:Martin Lei  keniya 2:09:04
女子1位:Paula Radcliffe  England 2:23:09
自分:総合18536位 男子14279位 年代別順位3112
   タイム4:21:47
   中間タイム
    5km 0:27:05
    10km 0:55:31
    15km 1:24:27
    20km 1:54:12
    中間地点 2:02:34
    25km 2:27:10
    30km 3:00:07
    35km 3:34:17
    40km 4:07:13
   レースペース 9:59 / 1mile

完走者:38,440人
スタート:2007/11/4 10:10より順次スタート
交通規制制限時間:6時間30分


スタート地点



拡大地図を表示
スタート地点のスタテン島のフォートワズワース
スタート地点のスタッテン島のフォートワズワースという米軍基地は、普段は一般の人は入れないところ。
ニューヨークシティマラソン当日だけは一般開放されてます。
ここにまだ日が明けていない早朝からランナーは続々と集結し、スタートを待ちます。

スタート待ちの間、コーヒー、ベーグル、パワーバー、スプリングウォーターなどを自由に摂ることができます。
また、中央ステージではLIVE演奏なども行われていて盛り上げています。

4万人近くのランナーが集まる場所ですから、トイレの数も膨大なもの。おそらく世界最大の簡易トイレ数でしょう。
NYCマラソン 簡易トイレ

これだけ大勢の人が集まる場所なので、テロを警戒したセキュリティもハンパじゃありません。
持ち込む荷物は、ゴールで受取るための指定された透明なビニール袋に入れたもののみ。それ以外は入口で荷物検査がなされます。

さらにランナーのいるエリア、上空からは何機ものヘリコプター、建物の上からライフルやマシンガンを所持した警官がいたるところで監視しています。
NYCマラソン 警備
大勢の人達のボランティア、警備のおかげで、New York City Marathonは成り立っているわけです。


また、スタート直前までランナーは保温のためにジャージなどを着ているわけですが、どこかに保管されるわけではなく脱ぎ捨てられます。
これらは慈善団体によって選別され洗った後に恵まれない人達に贈られます。
NYCマラソン 脱ぎ捨てられたウェア
11月上旬のNYCの気候は日本の東京でいえば12月中旬の気候。
早朝から屋外で待機するわけですから寒さ対策は重要な課題なのです。


スタート


スタテン島からブルックリンへかかる橋のたもとから順次スタート。
ランナーはシューズにコンピュータチップを取り付け、路面上のセンサーを通り抜けることにより計測がなされるので、10:10分スタートとはいえ、計測は平等。

自分の場合、スタートラインを踏むまでに25分かかりましたが、スタートラインを越す前から走ることができたので問題はないです。

先にスタートしたランナー達がブリックリンへの橋を渡っていく雄姿を見ながら自分のスタートを待ちます。
NYCマラソン スタート
このときの歓声はすごいものです。
"Wooo! hoooooo!!" "Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!"

橋を渡ってブルックリン地区へ


NYCマラソン Verrazano-Narrows Bridge
最初の橋「Verrazano-Narrows Bridge」を渡ってブリックリンへ。傾斜はありますが、走り始めたばかりなので軽快に渡っていきます。

NYCマラソン ブリックリン地区
ブリックリン地区へ。
ハイウェイのような道が広い地域、住宅街の中などバラエティに富んだ景観の中を走りぬけます。

NYCマラソン ブリックリン地区

クイーンズ地区


クイーンズ地区に入ると景観は一変。
ウェスタン調の街並みだったり、徐々に大都市っぽい街並みに変わっていきます。
NYCマラソン クイーンズ地区

ここで面白かったのが、手書きプラカードを上に掲げていた人がいたこと。

そこに書かれていた文字は、

   "Finishing Fucking section.
   your started safety area."


訳すると、「ここでヤバイ地域は終わりです。ここからは、あなたは安全ですよ」

ブリックリン地区というのは、NYCの中でも犯罪が多発していると言われる危険なところ。そこを通り抜けたからもう安全だ、というわけ。

この意味がわかった人は大爆笑してましたね〜
自分の前を走っていたランナーはプラカードを掲げていた人に、
「面白いジョークだぜ! いま走ってきたけど俺は大丈夫だったよ! あんた、ヤバイ地域の連中に刺されないように気をつけな!」って感じの英語で声をかけてました。

NYCマラソン クイーンズ地区


NYCマラソン 可愛い給水ボランティア
可愛い給水ボランティアもランナーを応援。


NYCマラソン 日本人の応援
なにより嬉しいのが日本人による応援。
今回のマラソン大会では、7箇所くらいで日本の国旗を掲げた応援を見かけました。
他国に比べれば、まだまだ少ないのですが、異国の地で頑張っている同胞の応援は嬉しいもの。

米国の応援以外で盛り上がっていたのはオランダとかイタリアとかのヨーロッパの応援団だった感じ。

NYCマラソン 応援LIVE演奏
数箇所で生バンドによるLIVE演奏も。
ロックやゴスペル、バグパイプなどいろいろな音楽を聴かせてくれ、プロ級の腕前を披露していました。
ロッキーのテーマを演奏していたバンドからはパワーをもらい、思わず足どりに力が入ります。

駆け抜けるランナーの誰もがバンド演奏者たちに腕を上げて、応援に応えていきます。


マンハッタンへ


ついにマンハッタンへ。
風景は完全に都市景観に変わり、沿道の応援の数も激増していきます。
NYCマラソン マンハッタンへ

NYCマラソン マンハッタン
声援もより大きなものに。

今回、ゼッケンとは別に"SHIN"とネームを書いたものをシャツ前面に貼り付けていたのですが、

  "Go SHIN GO!" "Good Looking guy, SHIN!" "Good job! SHIN"
  "Come on! SHIN"

などと声を掛けてもらいました。

シャツに名前を書いていると沿道の応援に声をかけてくれるとの情報を事前に得ていたのでそうしましたが、名前を書いている人は大勢いました。ただ、日本人で名前を書いている人は少なかったですね。


ハーレムへ


JAZZやゴスペル、R&Bなどの黒人文化が花開く街、ハーレムへ。
nycm17.gif
生演奏はゴスペルでした。
閑静な感じの住宅街ですが、夜は景観が一変してしまうところ。
普段立ち入ることが危険とされるところも、今日ばかりは堂々と通り抜けます。

再びマンハッタン(アッパーイーストサイド)へ


ハーレムを駆け抜け、セントラルパークの東側へ。
NYCマラソン アッパーイーストサイド

ここでまた、

   "Finishing Fucking section.
   your started safety area."


という文字が。

しかもさっき、ブリックリンからクイーンズへ入ったときに見かけたプラカードを掲げていた人と同じ人(笑)

以前よりは安全になってきたとはいえ、ハーレムもまだまだヤバイ地域。う〜ん、この人、すごい。


セントラルパーク、そしてゴール


セントラルパークの北東側から中に入り、セントラルパーク南端へ。
NYCマラソン セントラルパーク
またここからがとてつもなく長く感じるんですよ。
3kmくらいはあったと思う。


NYCマラソン セントラルパーク南端へ
セントラルパーク南端へ到達。
あと800mくらい!


NYCマラソン ビクトリーロード
ゴールまでの500mはビクトリーロード。
両側に設けられたスタンド席からはとてつもない声援が。

両手を掲げてガッツポーズで、"Yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!"と叫ぶと、観客は大歓声で応えてくれます。


ゴォォォォォォォォォォォォォォォール!!


NYCマラソン ゴール付近

 "Congratulation"

ゴール後、スポーツマンらしくお互いの健闘を讃えあいます。



ゴール後には、
・完走メダル授与
・ベーグル、リンゴ、スポーツドリンク、スプリングウォーター、パワーバーの入った食事セットを貰う
・保温のためのアルミシートを貰って身体を覆う
・シューズに取り付けた計測用コンピュータチップの返却

をして、預けた荷物のあるトラックまで歩きます。

走った後のリンゴがこれまたうまい。
こぶりなリンゴですが、42.195kmを走りぬいた身体を確実に癒してくれます。

トラックから自分の荷物を受取ったあと、着替えて歩いてホテルに戻るか、地下鉄で最寄駅から帰ります。

当日、ニューヨークシティマラソンのゼッケンを付けている人は、地下鉄運賃無料だそうです。




  +++++


12年ぶりのフルマラソン出場、決して練習量は充分ではなかったものの、完走できたのは途切れることなく続く200万人以上もの沿道の声援のおかげでした。

スピードを落として歩こうとしようものなら、"No Walk , No Walk"と声を掛けられ、名前を呼んで声援を受けたことが大きいでしょう。

これまで国内外のいくつかの大会に出場してきましたが、こんなに走ることが楽しいと思ったマラソン大会は、ニューヨークシティマラソンがはじめてです。

ニューヨークの普段は観光では立ち入ることのない地域を大手を振って道のど真ん中を駆け抜けることのできるニューヨークシティマラソンはNYC景観観光にもピッタリ。

今回、レース中のデジカメ撮影を200枚以上しながら走ったので4:21:47という完走記録でしたが、まじめに走れば4時間切ったかも^^

12年ぶりのフルマラソン出場としてはまずまずでしょう。

でも、あまり早くゴールしてしまうと、もったいない気もします。



またいつか出場したいと思います。
今度は過去最高記録の3時間29分台で走りたいなぁ。





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posted by しん at 22:19 | Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ はてなブックマーク - ING New York City Marathon 2007 Report
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この記事へのコメント
お・か・え・り♪
そしてお疲れ様、
す、ご〜〜〜い!!
わくわくしながらいっきに読みました♪

なんかわたしも完走してみたいぞNYC^^
Posted by ぷよメンコ at 2007年11月08日 22:45
ある程度トレーニングすれば、完走することはできますよ。
「ある程度」というのがかなりアレですけど(笑)

ぷよメンコさんは是非、フラメンコスタイルに仮装して走ってください☆
Posted by しん at 2007年11月09日 00:05
しんさん
改めてお疲れ様でしたー★
レポート楽しく読ませていただきました。
トレーニングはどのくらい行っていたのですか?
いつかはチャレンジしてみたい・・・
Posted by あかね at 2007年11月09日 11:05
あかねさん、ありがとうございます〜☆

トレーニング方法としては↓のような感じです。
http://review-returns.seesaa.net/article/59439343.html
http://review-returns.seesaa.net/article/53669338.html

スピード重視ではなく完走を狙うのであれば、
1日10〜15kmのジョギング+数回の20〜30kmランニングでも可能だと思います。
Posted by しん at 2007年11月09日 12:26
うっわー!
すごい〜。追体験させてもらった気分です。
しょっぱなから、長蛇の(?)トイレや、屋上からの警備風景にびっくりしっぱなしでしたが、風景がめまぐるしく変わってゆくのがよくわかり、なんだかムービーを見たみたい。
フルマラソン走って、最後までこれだけ写真も撮れてしまうことに驚きです。お疲れ様でした!
Posted by わだ at 2007年11月10日 00:13
おぉ〜ぅ! わださん。
わださんも長旅ご苦労さんです。

周囲はコンデジどころか、デジタル一眼レフ、iPod、着ぐるみ仮装、携帯電話で実況しながらランニングするツワモノだらけで、デジカメ持ち込みを躊躇するのは全くの杞憂でした。

次回は例のハンディビデオ回してみますかね☆
Posted by しん at 2007年11月10日 07:11
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