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2007年04月23日

キング・オブ・深夜バス 「はかた号」体験乗車レビュー(1)

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所用があって福岡から東京に行くために、「はかた号」という深夜バスに乗車してきました。

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「はかた号」とは、福岡県の鉄道・バス会社「西日本鉄道(西鉄)」の運行する長距離高速バスのことで、福岡〜東京間を上りが14時間25分、下りが14時間20分で結んでいます。

西鉄バス「はかた号」公式サイト

・福岡(天神バスセンター)19:00発→東京(新宿)9:25着
・東京(新宿)21:00発→福岡(天神バスセンター)11:20着


「はかた号」は平成の時代に入って運行を開始したのですが、デビュー当時は京王バスとの共同運行だったものの、昨今の旅客機との運賃安売競争により乗車率に陰りが出て採算がとれなくなったためか、京王バスが撤退し、西鉄バスのみの運行となっています。

以前、繁忙期は「博多の女(はかたのひと)号」という女性専用バスや2号車も運行されたりしていたようですが、現在は片道1運行のみです。

料金は片道大人15,000円。
往復だと大人17,000円です。

料金だけ見ると、スカイマークエアラインズや、ANAやJALの前売り格安運賃よりも高かったり、ほぼ差がなかったりするのですが、なかなかどうして、当日乗車したときの乗車率は9割を超える盛況ぶりでした。寝てる間に移動できて宿泊代が浮いて、朝から行動できる、というのが売りだからでしょうか。

乗車する前は「こんなバス乗るのは、余程の物好きか、バスマニアだろうな」と思っていたらさにあらず、サラリーマンから大学生風、若い女性、お年寄りまで幅広い年齢層の乗客が乗車していたのです。

この深夜バスは「キング・オブ・深夜バス」と呼ばれています。
北海道のローカル番組で「水曜どうでしょう?」というタレント大泉洋の出演する深夜バラエティ番組が放送されていたのですが、この番組の中で東京から福岡まで「はかた号」に乗車し、そのヤラれっぷりから「キング・オブ・深夜バス」という、ありがたい(?)称号を頂いています。

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というわけで、今回は番組中の「キング・オブ・深夜バス」の乗車ルートとは逆ですが福岡→東京への体験乗車記です。

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これが乗車チケット。天神や博多駅のバスセンターだと機械出力なのですが、こちらは地域のバス営業所で購入したものなので、手書きです。「天神→新宿駅」という行き先表示が誇らしげ。


天神バスセンターは西鉄大牟田線福岡天神駅の上にあり、九州最大の繁華街・天神の中心に位置するバス発着場であり、ここから九州各地や本州や四国方面への長距離バスが発着しています。

バスはひっきりなしに発車するので、発車時刻10分前にならないと乗車口にはやってきません。

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10分前になると案内放送があり、まもなく「はかた号」が乗り場に滑り込んできます。

たぶんバスの乗客はわずかなはずで「東京までバスで行くヤツってどんな変なヤツだよ!」って、バスセンターにいる人たちに白い目で見られるに違いないと考えて、逃げるように、そそくさと乗車しようと思っていたのですが、なんと何十人もバス乗り場に並んでいるではないですかっ!!

そんなに人気あるのかよ、「はかた号」!!

大きめな荷物はトランクに預け、チケットをバス乗務員に渡して、さぁ乗車です。

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乗車直後の車内のようす。座席は3列独立シートで、左右の両窓側と真ん中にそれぞれシートが独立して整列しています。

自分は進行方向右の窓側、トイレの真後ろの座席で"6−C"。

ところがここで問題がおきました。

配車されてきたバスは予定されていたバスとは異なり、異なった仕様だったのです。

異なった点は、トイレの位置が違う。通常の「はかた号」だとトイレはバス通路中ほどの左側1階にあるようなのですが、今回配車されてきたバスは右側。
そのために座席割りも変だったのです。

自分の予約座席"6−C"は、最前列から6番目ではなく、4番目だったのです。


後から来た"4−C"の座席の人 「その席、何番ですか?」

自分 「6−Cです」

後から来た人 「えっ?」

後から来た人 「運転手さ〜ん、4−Cないよ!!」

運転手 「えーと、4−Cそこです」

後から来た人 「えっ、そこって・・・ トイレ?」

運転手 「あっ、すみません。今日、配車変わっちゃったんで。
      そちらに座ってください」


しかも、通常の「はかた号」では装備されているセルフサービスのお茶・コーヒーの装備もなく。。

発車前からこんな調子では、
すごくイヤな予感・・・



「はかた号」は19:00定刻に天神バスセンターを発車。
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通勤帰りで混雑する博多の街を「はかた号」は疾走していきます。

約10分ほどで博多駅バスセンターに停車。

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数人が乗車してきました。

この後は、どこにも乗客の乗降のための停車をすることなく、新宿までまっしぐらです。

乗降のための停車することはないとはいえ、乗客の休憩のために21:30と翌朝6:50にサービスエリアで停車するのと、乗員交代のために数回停車します。夜行バスはすべてそうですが、2名の乗務員が乗車して交代で運転しているのです。運転していない乗務員はというと、仮眠ベッドみたいな隠し部屋が前方にあって、そこで待機しています。

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博多駅バスターミナルを出発すると、乗務員による説明があり、約2時間のビデオ放送がはじまります。
放送された映画は「サラリーマン金太郎」


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そこで次なるヤラれ事件が。。

ヘッドホンのイヤーパッドがはずれていたし、壊れていて音が聴こえなかった。

しかたなく、持ってきたデジタルオーディオプレイヤーのヘッドホンを椅子の横にあるパネルのプラグに接続して聴くはめに。

いや〜、すごいっす。「サラリーマン金太郎」

ありえんストーリーに爆笑の連続。
そんなストーリーをまじめに演じきる俳優陣に脱帽っす。
役者魂を見せ付けられました。


福岡都市高速道から九州自動車道に入り、夜の高速道路を花のお江戸に向かって快走。制限速度を守って走行するので、右側をビュンビュン、トラックやら乗用車が走り抜けていきます。

と、隣りに座っている人が何やらブツブツ言ってるのが聴こえてきました。目線だけ横に向けると70歳代のおじいさんが、「のどごし生500ml缶」を飲みながらリクライニングシートを倒し、ヘッドホンを頭に付けて目を閉じてうつろな様子。

そのうち、「チキショー!!」「何やってんだぁ〜!」「あぁぁああああ!!」って雄叫びを上げる始末。

なんだなんだ、このジーサン。痴呆症状でも出てきたのか? エコノミークラス症候群の前触れ?なんて思いながらも、ふと気づいて車内放送のダイヤルをいじると、プロ野球の生中継をやってました。

どうやら、ひいきのチームが負けている様子。

周りの人は笑いを押し殺してる様子。

勘弁してくれよジーサン。隣りに座ってる俺の身にもなってくれよ・・・

乗車して約1時間で早くも3度目のヤラれ事件発生。

はたして無事にたどり着けるんだろーか。





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「キングオブ深夜バス「はかた号」体験乗車記 その2へ続く・・・






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posted by しん at 21:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | はてなブックマーク - キング・オブ・深夜バス 「はかた号」体験乗車レビュー(1)
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この記事へのコメント
3月に東京〜福岡まで乗りたいんですが、予約は当然、必要ですよね?
Posted by 外村ユタカ at 2012年12月28日 02:21
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