掲載している記事、イラスト、画像など、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。
Copyright (C) レビュログ☆リターンズ All rights reserved.  ゆっくりしていってね!!!(免責事項)



2010年10月13日

プロパガンダ

HOME映画・DVD > この記事



2年半前に試写会で見た中国映画に「王妃の紋章」という作品があるのだが、これがとてつもなく恐ろしいプロパガンダ映画だった。

■試写会「王妃の紋章」
http://review-returns.seesaa.net/article/91280078.html


物語は古代中国を舞台にした愛憎劇。
王は病弱な王妃のために特別に薬を調合して毎日決められた時間に決められた分量を飲ませ続けるのだが、一向に回復に向かわないことに王妃は疑念を抱き、調べてみたところ薬は毒だったことが判明する。
それを知った王妃の息子兄弟が謀反しようと企てるのだが、そんなことは王は織り込み済みで圧倒的な兵力を使い、巧みな戦術で抑え込む。

同じ中国古代史を扱う三国志のような物語とは異なり、絢爛豪華な繁栄のなかの謀略や裏切りを描く。
作品を観賞していて、ほんとに恐ろしいと思ったのが知略に満ちた戦略で相手を追い込んで圧倒的な兵力で、謀反を起こす者は親族であろうが誰であろうが虐殺していく場面。
そして勝利した後は何事もなかったかのように振る舞う姿。


何が恐ろしいかというと、これは単なる中国映画というわけではなくて、西側諸国へ向けたメッセージを含んだ映画であるとわかったこと。

つまり、「中国の思想、行動に反する者は国内外問わず、抹殺する」というメッセージを日本を含めた世界へ投げていることである。

かつ、中国人民に向けた国家掲揚を図るプロパガンダ映画でもあること。



この作品は公開時、「真実に基づく物語」という触れ込みだったのだが、もともと中国は何千年もかけて侵略に次ぐ侵略と内戦によって国土を拡大してきた歴史を持つ。

作品に多少の脚色はあったとしても、謀略や裏切りなどは長い歴史のなかでは当たり前のように行われていたのだから、作品中で描かれるようなこともあったのだろうし、現代の中国人のDNAにそれは受け継がれていると考えてもおかしくはない。


中国という国家がどういう思想を持って動いているかを、映画を観ながら理解できる作品といえる。


現代における中国の、チベット侵攻やウイグル弾圧、南シナ海と東シナ海に軍を展開している動きや、ノーベル平和賞受賞を批判する中国側の姿を見て、ふと、この映画のことを思い出した。




■公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/ouhi/



王妃の紋章 [Blu-ray]
王妃の紋章 [Blu-ray]
posted with amazlet at 10.10.12
ジェネオン エンタテインメント (2008-09-26)
売り上げランキング: 50867


「中国が目論む世界支配」の正体
ベンジャミン・フルフォード
扶桑社
売り上げランキング: 89845


 
 





ブックマークに登録 >> ブックマークに追加する
posted by しん at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・DVD はてなブックマーク - プロパガンダ
"応援ポチッ"などの意味のないコメント、宣伝、SEO目的と類推されるコメントは削除します。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。