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2009年10月23日

ネットビジネスの終わり

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ネットビジネスの終わり (Voice select)

ネットビジネスの終わり (Voice select)」を読了。

最近は、センセーショナルなタイトルをつけて目を引き、なんとしても本を手に取らせようという書籍が多い。この本もその類のもので、タイトルと内容が若干乖離しているような感じも受ける。

ネットビジネスに関する記述は全体の1/8くらいで、そのほとんどは日本にある産業の実態を露わにし、その問題点を論ずるに終始している。ネットビジネスに関する事柄も同じ。前半から後半に差しかかる部分でネット以外の産業について述べ、それを受けて現在のインターネットビジネスについて論じるという形式をとっている。

しかし、わかりきったことを述べられても、「だから何なの?」という感想しか湧かない。知らない人にはいいかも知れないが。
著者は何が言いたかったのかわからないというのが読後の正直な感想だ。

現在のインターネットビジネスのほとんどは、従来からある産業をインターネットに活動の場を移したに過ぎないというのは、既に知られていることだ。「Web2.0」というキーワードがバズワードにしか過ぎなかったことも、現時点で旬なキーワードである「クラウドコンピューティング」も、Web2.0に続く、金儲けに群がる連中(投資家・起業家などのステークホルダー)をひきつけるに過ぎない言葉であることも知られている。YouTubeが赤字運営であることも、ネットに転がる情報はタダだと思っている層がいることも知られていることだ。

全知全情報をデータベース化して検索できるようにすることを使命とするGoogleをバベルの塔に例え、バベルの塔は神の逆鱗にいずれ触れて崩壊する、という示唆をした形で本書は終わっているが、だからどうしたいのか、が全く伝わってこない。

あとがきの部分で、この先どうなるかわからない不確実な時代だし、ちゃんと取り組まないと日本終わっちゃうよ、という旨のことが書いてあって、これが一番言いたかったのかと思ったが、それにしても書籍タイトルと乖離し過ぎている。


と、思って巻末の著者のプロフィールを見て納得。

投資家だった。
株屋は信用ならないんだよ。口先ばっかりで。
 
 


タグ:書評



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posted by しん at 19:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 はてなブックマーク - ネットビジネスの終わり
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