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2009年01月13日

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った

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金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)」を読了。

世界同時金融危機を発端とした景気後退の事態を目の当たりとして、なぜこうした事態を招いたのかを考え、原因を調べるようになった。それは自分も為替取引をしていることから必然の行動であった。そして経済の仕組み、金融の仕組みを調べることになり、お金とは何か、誰が作ったのかを調べるに至った。

こうして調べるうちに、金融、経済を語るどの書籍、どのWebサイトでも登場しているキーワードが、「ロスチャイルド」だ。そしてよく知る「ユダヤ人」、親睦団体としての「フリーメーソン」、秘密結社「イルミナティ」、「新自由主義」「市場原理主義」「New World Order(世界新秩序)」「連邦準備制度理事会(FRB)」という言葉も登場する。

そして、その全てが氷解する書籍を読むに至った。

それが「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)」である。
この書籍は2008年9月に出版されており、この書籍の著者も環境問題に端を発して調べるうちに、いまの経済の仕組み、お金の成り立ちとそれが社会に与えている影響を調べるうちに、経済格差、環境破壊、民族間・国家間の紛争が、いまの経済のシステムの構造的な欠陥により引き起こされているのではないということを知る。
いま起きている地球上の問題は、すべてロスチャイルドにより構築された金融の仕組み、そしてその計画によるものだということを知る。

ロスチャイルドとはドイツで生まれたユダヤ人一家のことであり、現在では、世界中の金融、鉄鋼、石油、運輸、軍需産業、報道などを経営する財閥である。世界の経済の頂点に君臨し、政治をも操っていると言われていることから、「陰の支配者」などと呼ばれている。こうしたことが「ロスチャイルドの陰謀」という陰謀論と結びついている。

しかし、この書籍はよくある陰謀論を記した本とは違い、お金とは何か、現在の金融の仕組みがどういう経緯で構築され、いつ誰が何をしてきたのかを淡々と語る。世界の有史上の場面で「いつ誰が何をしてきたのか」を語るなかでどの場面でも出てくるのがロスチャイルド家とその親戚である。

ロスチャイルドは1744年のドイツで誕生したユダヤ人だ。
当時のキリスト教はユダヤ人を迫害しており、キリスト教において忌み嫌うものとしての、お金を取り扱う事業「高利貸し、両替商、貸金庫業」の事業をユダヤ人は営んでいた。弾圧を受け続け、ヨーロッパ中に散らばったユダヤ人は、政治が教会から国王に移ったと同時に貿易決済業に携わり、為替技術を発達させる。そして、産業振興や侵略戦争に必要な資金を国家に提供しつづけた。

1774年、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは12人の実力者を集め、「世界革命行動計画」を作り、全世界のマンパワーと資源を独占的に支配するための計画と実行をスタートさせる。
それは世界統一政府建立を目標とする25項目から成る。世界統一政府の建立が目標とは映画やマンガ、小説の世界の中の話のようで、荒唐無稽な妄想、それこそ陰謀論だと考えられるが、これまでの世界歴史、そしていま起こっている世界紛争を目の当たりにするにつけ、その計画の通りに実行されているようだということがわかる。

世界統一政府建立というと、戦争のない平和な世界を思い浮かべるが、ロスチャイルドの描く世界統一はそうではない。一部の人間を頂点とする階級制度である。頂点の下にそれを警護する警察、兵士がいて、その下にはそれを生かすために家畜のように働く大衆層、社会に寄与しない底辺層を構築することにある。


本来、お金の存在とは自給自足だった生活から専門的職業に従事することによりその生産性・効率を高めるのが目的である。自分が造り出すことのできないモノを得るための交換手段として使われるものだ。そして仕事とは人々が必要とするものを提供することだ。しかしながら、いまの金融の仕組み、仕事は「お金を稼ぐこと」自体が目的となってしまっており、これが諸悪の根源となっている。

本書では、ロスチャイルドの目論み通りにさせないためにどうすればよいかということも記される。それが地域通貨の導入であり、自給手段を持つことだ。ロスチャイルドの目的は世界統一なので、それに乗じなければよい。とはいえ、こうした行動を妨害する工作、圧倒的な力による抵抗はなされるであろう。


この本は世界の多くの人々が読むべきである。
お金の仕組み、金融の仕組みがわかり、歴史がわかり、現在世界中で起きている物事の要因がわかる。
これを陰謀論にとりつかれた筆者の戯言と呼ぶかは、読んだ後に判断すればよい。

文庫本サイズで680円。お手軽な価格である。
これで金融の仕組み、成り立ちがわかるのなら安いものである。

本を買うのをためらうというのなら、Amazonのレビューを読んでこの本がどれだけの評価を得ているかを見ればよい。読んで「目に鱗」とはまさにこのことを言うのだと思う。

それでも本は買わないという人は、著者の運営する「反ロスチャイルド同盟」Webサイトを見ればよい。本書「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)」の内容の大部分を無料で読むことができる。

Anti-Rothchild Alliance 反ロスチャイルド同盟


常に成長を強要されるいまの金融システムでは、経済的な破綻か環境的な破滅かのいずれかしかありえない。そのひずみが現在の世界金融危機であり、食糧危機であり、環境破壊問題である。

ひとつ疑問に思うことは、いまの金融危機は本当に金融システムのひずみによるものなのか、それとも計画通りに実行されていることなのかということだ。いま起こっていることは意図的に金融危機を生じさせて信用収縮を図り、貨幣価値を低下させ、新たなパラダイムを起こさせる前触れなのか。そのいくつかの手段がアメリカのデフォルト(国家債務不履行)であり、ドル暴落であり、北米経済圏(アメリカ・カナダ・メキシコ)を実現させる新通貨AMERO(アメロ)になるのかということだ。

これから起きることで、わかっていることがある。
現在起きているイスラエルとガザ地区のパレスチナ武装勢力ハマスの抗争が発端となり、引き起こされるであろう新たな中東戦争だ。イスラエルにはアメリカが武器供与をしている。ハマスはイランが支持している。イスラエルはハマスだけでなく、シリアの装勢力ヒズボラとも敵対している。これは本書内にでも記されているように「イスラエル+アメリカ VS ハマス+シリア+ヒズボラ+イラン+シリア」は「ユダヤ教 VS イスラム教世界」である。
イランの背後にはNATOに対抗する上海協力機構加盟国であるロシア、中国、カザフスタン、キリギスタン、タジキスタン、ウズベキスタン、オブザーバーとしてイラン、インド、パキスタン、モンゴルが参加している。となると世界を巻き込んだ戦争になりかねないのである。

これが実現されないことを切に願うばかりである。


金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)
安部 芳裕
徳間書店
売り上げランキング: 72
おすすめ度の平均: 4.0
4 十分面白い
3 歴史書として面白い
5 ”地域通貨”に希望を持って取り組む著者が既存の通貨・金融の仕組みを歴史的事実を踏まえて解明している力作である。
5 歴史の裏側
4 「ロスチャイルド家の歴史本」



タグ:書評



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posted by しん at 12:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 はてなブックマーク - 金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った
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