
「恐慌前夜」を読了。
新年に読む本としては、とんでもない本になるかも知れないが、本当にトンデモ本であった。
いま書店のビジネス書棚に行けば、世界金融危機を扱った本は山ほど出版されている。この本もその類のもので、サブプライムローン問題から拡がった世界金融危機、これからどうなるのか、どうするべきかを記している。
今後の日本、米国政府の取り組みが失敗し、ハードランディングすれば、この本で書かかれているように預金封鎖という事態は避けられないかも知れない。
しかし、去年よりもさらに景気減退が予測され、実際にそうなったとしても、2〜3年かかったとしてもいずれ景気は上向きになると信じる。
この本がトンデモ本である所以はこうだ。
巻末に著者がこう記している。
私は金融・経済の先読みで予測・予言をはずさない。これまでずっとはずさないでやってきた。その評価をすでに得ている。私はいよいよ、次は霊能者になることを目指そうと思う。私は先が見通せる。この先にどんな大きな悲劇が待ち構えているのかが分かる。私の言うことを信じてくれる人々は、賢く行動して御自分の資産を守るだろう。
( ゚д゚)ポカーン
まぁ、アレだね。
最悪の事態に備えて用心しておくに越したことはないとは思う。
こうした本で警鐘を与えるのもよい。
実際にリスク回避行動を取る人もおり、自分もその一人だ。
だがしかし、危機感を持って読みすすめた最後のオチが「霊能者を目指す」では、椅子からズリ落ちそうになり、失笑したくもなるというものだ。
タグ:書評
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