
「主婦もかせげる アフィリエイトで月収50万 (祥伝社黄金文庫 こ 11-2)」の文庫本で加筆された部分のみを書店で読了。
加筆された部分だけ読んだというのは、加筆でない部分は既に読んでいるため。
この本は単行本である同タイトルの文庫版である。
単行本は2005年出版、文庫版は2008年出版なので3年が経過している。
加筆された部分は現在の著者の気持ちを表したもの。
著者とは面識がある(といっても1度名刺交換しただけだが)。
だからといって提灯書評をするつもりはなく、厳しい評価をせざるを得ない面もあるのであしからず。
今回、文庫本として加筆出版前の2005年に出版された単行本「主婦もかせげるアフィリエイトで月収50万 パソコンひとつで成功!のコツ」のAmazonでのレビューで酷評されているが、これはタイトルと内容が一致しておらず、技術面のノウハウの記述がなくエッセイとして書かれていることが最大要因のようだ。
主婦もかせげるアフィリエイトで月収50万 パソコンひとつで成功!のコツ
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ノウハウが知りたければ、著者はノウハウ本としては別に出版しているので、そちらを読めばよい。
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とはいえ、ソフトウェアなどの解説本とは異なり、ビジネスノウハウというのは誰にも通用するというものではない。おかれている環境や制限事項、対象とするカテゴリが、個人によって異なるためだ。また、書かれているものは必要条件であり充分条件ではない。これだけをやれば成功するなどということはありえない。そこをベースにして自分で試行錯誤して自分に通用するノウハウを作りだしていかなければならない。
単行本のほうのAmazonのレビューを見るとノウハウが知りたかったのに、ノウハウが載っていなくて残念という評価が多く掲載されているが、ノウハウを掲載できるわけがない。
ノウハウというものは自分が長い時間と失敗の繰り返し経験により培ったものだ。本当に成功した内容は、それを自分だけのノウハウにして、他に漏らすことなどはしない。なぜかというと自分の領域が侵食される恐れがあるためである。
従って、公に出廻っているノウハウというのは既知の情報か、現在では使えないものが多い。または公表者自身の領域が侵食されない範囲でしか公にされない。
多くは執筆者が先行者利益により情報を出版するという形でさらなる収益増を見込んだものである。
ITの分野はドッグイヤーであり、進化が早い。
そのITの世界の中でビジネスとして行われるアフィリエイトならば、当然その渦中に組み込まれるのは当然のこと。
わずか1年前のノウハウなど役にたたず、昔の成功手法はもはや通用しない。
書店の書棚に行くと、何年も前に出版されたノウハウ本がいまだに並んでいるのを目にすることがあるが、多くはもはや使えないもので、タンスの肥やしにさえならない資源の無駄である。
(念のため言っておくが、著者の出版した別のノウハウ本が使いものにならないと言っているのではない。がしかし、上で書いたように必要条件であり充分条件ではないといえる)
ということを考えるのであれば、この「主婦もかせげる アフィリエイトで月収50万 (祥伝社黄金文庫 こ 11-2)」はすぐに使いものにならなくなるノウハウ本ではない分、長い年月にわたって利用価値はあるのかも知れない。
主婦がアフィリエイトをすることにおいての精神論や時間管理などを知るという面においては。
エッセイとして読めば理解できる部分は大いにあるのだが、公の本の中で自身の「弱さ」を、法人化した経営者たる著者が記すのはどうかと思う。
ビジネスは戦争である。
生き残りを賭けて勝つか負けるかの戦いだ。
弱みを見せれば、そこをつけ込んで攻撃する者など周囲に大勢いる。
普段は協調していた者がある日突然寝返って牙を剥くなんてよくあること。
経営者なのだから、もっと堂々としていればいいと思う。
愚痴はチラシの裏にでも書いていればいいとまでは言わないが、せめて著者自身のブログに書くに留めておいたほうがよい。
http://aidama.txt-nifty.com/af/2008/10/50-c60d.html
この「自らの弱さを独白すること」が、Amazonレビューで叩かれる要因になっていると思う。
人が表舞台に出ると、それに嫉妬し、妬み、僻み、陥れて引きずり落としてやろうとする者が必ず出てくるが、そんな連中に片時も隙を与えてはならない。
タグ:書評
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